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住宅の解体費用はいくら?坪数別の相場一覧と安くする工夫点5つ

住宅解体にかかる費用の相場は下記の通りとなっています。

建物の種類

20坪

40坪

60坪

80坪

木造

62~130万円

124~260万円

186~390万円

248~520万円

鉄骨造

68~140万円

136~280万円

204~420万円

272~560万円

RC造

70~160万円

140~320万円

210~480万円

280~640万円

ご覧いただいてわかるように、建物の種類によって、住宅の解体費用には大きな差が生じます。

ただし、実際は建物の種類以外にも、立地や建物の老朽化度合い等、様々な要因によって決定されるため、同じ大きさの建物でも倍以上の差が生じることもあります。そのため、自分の住宅の解体にいくらかかるのかは、しっかりと見積もってもらう必要があります。

そこでこの記事では、以下についてご紹介します。

・住宅解体費用の相場

・住宅解体費用の坪単価目安

・解体費用の内訳

・住宅解体費用の見積もり方法
・住宅解体費用のおすすめの見積先

こちらをご覧頂くと、見込んでいた金額と実際の支払金額に大幅に差が生じてしまった!と困るのを防ぐことができますよ。

さらに、住宅解体費用は、少しの工夫で下げることも可能ですので、解体費用を安くするための工夫点もご紹介します。

また、残っている建物の状態によっては、そもそも解体しないほうが有利になることもありますので、解体のメリットとデメリットについても解説していきます。

ぜひこの記事を最後までお読みいただき、ご自身の住宅の場合の解体費用がどのくらいなのか知り、損しないように解体を進めてくださいね。

1.住宅の解体費用ってどのくらい?建物の構造別相場と坪単価 

まずは、住宅の解体費用がどのくらいなのか、具体的にお伝えしていきます。

1-1.住宅解体費用の坪単価

住宅解体費用の坪単価は以下の通りです。木造→鉄骨→RCの順に建物が頑丈になり取り壊すのに手間がかかるため、その分解体の費用が高くなります。

建物の種類

木造

鉄骨造

RC造

坪単価

3.1~6.5万円

3.4~7.0万円

3.5~8.0万円

1-2.建物の種類別の住宅解体費用一覧

住宅の解体費用はいくつかの要素で変わって参りますが、最も重要なのは建物の種類です。

建物の種類

木造

鉄骨造

RC造

20坪

62~130万円

68~140万円

70~160万円

40坪

124~260万円

136~280万円

140~320万円

60坪

186~390万円

204~420万円

210~480万円

80坪

248~520万円

272~560万円

280~640万円

しかし、この金額はあくまでも目安であり、その他にも多くの要素が影響します。そのため、同じ「木造・20坪」の条件でも、62~130万円、と2倍以上の差があるのです。

1-3.住宅解体費用に影響する要素とは?

住宅解体費用の目安はわかりましたが、前述の通り住宅の解体には、建物の種類以外にも多くの要素が影響します。具体的には、以下のようなものがあります。

1-3-1.建物の種類

既にお伝えしたように、建物の構造によって解体費用には差が生じます。木造→鉄骨→RCの順に建物が頑丈になるため、その分解体の費用が高くなります。頑丈な程、解体に手間がかかることと、作業に伴い廃棄物処理が多くなるためです。

1-3-2.1階建て(平屋)か2階建てか、地下があるか

一般的には、同じ広さ(坪数)の場合、1階建て(平屋)よりも2階建ての方が解体費用は安くなります。

住宅解体の際に手間が掛かるのは、「基礎(建物を支える土台)」と「屋根」の部分です。坪数が同じ(40坪)で、1階建てと2階建ての住宅があった場合、基礎と屋根部分の坪数は下記となります。

・1階建ての場合:基礎、屋根部分共に40坪

・2階建ての場合:基礎、屋根部分共に20坪

上記のため、同じ坪数であれば1階建てでないほうがその分解体費用は安くなるのです。また、地下がある場合は特殊な作業が必要になり、その分解体費用が大幅に上がることが多いため、その点も考慮しておきましょう。

1-3-3.老朽化しているかどうか

建物が老朽化しており、倒壊の可能性がある場合は、その分慎重に解体するため、費用が高くなることがあります。通常より日数や人手が必要になってしまうためです。

1-3-4.都市部か地方か

解体する住宅の所在地が都市部の場合は、地方の場合と比較して相場が高くなる傾向があります。これは、人件費や解体業者の家賃、重機の保管費用などが、都市部のほうが一般的には高くなるためです。

1-3-5.建物の立地

下記のような立地条件の場合は、費用が高くなるケースが多いです。

①住宅が密集した地域の場合

大きな重機が入り効率的に解体作業をすることが難しく手間がかかります。具体的には隣家との距離が1メートル以下の場合は費用が上がりやすいと言われます。

②建物の前の道路の条件が悪い場合

下記の条件のような場合、作業の手間がかかったり余分な人件費が必要となるため、解体費は高くなりがちです。

・トラックを止めて作業するのが難しい場合(道幅2メートル以下)

・道路使用許可申請を出す必要がある場合

・道路が狭く誘導人員を配置する必要がある場合

③閑静な住宅街の場合

住宅が密集していなくても、閑静な住宅街に位置している場合、騒音や振動、ホコリなどで周囲の住宅に迷惑が掛からないような対策をとる必要があるため、費用が高くなることがあります。

1-3-6.敷地内の残置物

室内に家具や設備などがどのくらい残っているかによっても、費用は変わってきます。いわゆるゴミ屋敷のような状態ですとNGなのはもちろんですが、家具などが一式残っている、住んでいた時の状態のままでも、その分作業の手間が増えるため解体費用に影響します。

また、建物の外の残置物が多い場合も、その分撤去と廃棄の費用がかさみます。

(例)

・樹木や植木鉢が大量に残っている

・大きな庭石がある

・浄化槽がある

1-3-7.付帯工事の有無

単純に解体するだけでなく、追加の作業が必要な場合はその分費用が高くなることが考えられます。例としては以下のようなものがあります。

アスベスト(石綿)が使用されている古い建物である

塀や門、庭、植栽、アプローチ、車庫、倉庫などがある

・近隣の方と過去にトラブルがあったなど、周辺への騒音等に対する強い配慮が必要

建物の下に障害物が残っている場合

2.住宅解体費用を見積もる方法

相場や影響する要素はわかったけれど、自分の家の場合は実際いくらになるんだろう?

そんなときは、実際に解体業者から見積もりをもらうのが一番です。しかし、選ぶ業者を間違えてしまうと、騒音対策が不十分で近隣とトラブルになってしまった、見積のときは安かったのに終わってみたら費用がかさんでしまった、などの失敗を招いてしまいます。

そこで、1社だけでなく、複数業者から見積もりをとり、内容を比較して選ぶようにしましょう。

複数社から一括で見積りをとれるサービスの中で、おすすめのサイトを2つご紹介します。

2-1.あんしん解体業者認定協会「解体無料見積ガイド」

「社団法人 あんしん解体業者認定協会」が運営する、解体業者紹介サイト。全国1,000社の解体業者の中から、最大6社に現地調査と見積を依頼することができます。以下のような特徴があり、業界内でもお問い合わせ数が多数あります。

・フリーダイヤルは24時間365日受付のため、思い立ったときにすぐに相談することができる

・解体したいエリアの近くのおすすめ業者を紹介してくれる

・見積書の確認や比較方法がわからないときはスタッフさんに相談ができる

・業者への価格交渉や断りの連絡も代行してくれる

公式サイトはこちらです。

⇒ あんしん解体業者認定協会「解体無料見積ガイド」へ

2-2.くらそうね

解体工事の内容を入力すると、その場で目安金額をチェックすることができるWebサイトです。月間利用者数17万人以上で、顧客満足度92%のサービスです。以下のような特徴があります。

・その場で瞬時に最大10社の口コミと予想金額が分かる

工事の内容を入力すると、その場で最大10社の口コミとAI予想金額を見ることができます。内容を見た上で一括見積依頼ができるので、効率良く工事会社を絞り込むことができます。

・解体専業の会社を比較してコストダウンできる

くらそうねには、解体専業の会社が800社も登録しています。ハウスメーカー、ゼネコン、工務店を挟まないため、無駄なマージンを省くことが可能です。

・困った時はサポート窓口でアドバイスを受けられる

工事会社の比較、工事金額の交渉、工事中の疑問、といった内容でお悩みの際には、無料コンサルティングサービスを利用できるので安心できます。

公式サイトはこちらです。

⇒ くらそうね

見積もりを比較する際のポイントは、「実際に現地調査をした上で見積もりを出してもらうこと」です 1-3.住宅解体費用に影響する要素とは?でもご説明した通り、解体費用には多くの要素が影響します。実際に現地を見ない状態で出してもらった見積では、精度が低いため、終了後に高額な追加費用を請求される可能性が生じるためです。

複数社の現地見積もりを比較して、予算オーバーしてしまった…と後悔しないように業者選びを実施しましょう。

3.住宅解体の全体の流れ

見積もりの依頼方法がわかったところで、次は、実際に見積もりを取得してから解体完了まで、どのように進むのか気になる方もいらっしゃると思います。全体の流れとしては、以下の表の通り12個のステップがあります。

流れ

内容

①見積依頼

一括見積サイトから紹介してもらった業者などに、解体したい住宅の詳細を伝え、現地調査の日時を決める

②現地調査

業者に現地を調査してもらう

③見積もり

現地調査の結果に基づいて見積もりを出してもらう

④契約

複数社を比較し、納得のいく条件の業者と契約する

⑤近隣へ挨拶周り

工事開始前に、あらかじめ近隣へ挨拶をする

⑥仮設工事

工事を行うための足場や養生を設置

⑦解体工事(周辺物の撤去)

建物本体ではなく、塀や門などの周辺物や、内装を手作業で分別して撤去

⑧解体工事(建物本体)

建物本体を重機で解体する

⑨解体工事(建物基礎)

建物基礎(梁、柱など)を解体する

⑩廃棄物の処理

廃棄物をトラックで運ぶ

⑪地中埋設物の確認

地中に何か埋まっていないか確認する

⑫整地

最後に地面を平らにならす

住宅解体はこのような手順で進みます。最も肝心なのは、⑤~⑫の作業をスムーズに行ってくれる、信頼できる業者へ依頼することです。そのために、①~④は慎重に行いましょう。

4.住宅解体費用の内訳

次は、信頼できる解体業者を上手に選ぶため、見積りの費用の内訳をチェックしていきましょう。見慣れない用語が多いと、見積もりの内容をうまく理解できません。そうすると、複数社の見積もりの比較を正しくできないこともありますので、その費用がどんな作業のことを指しているのか内訳を知り、損しないように見積もりを比較できるようにしていきましょう。

住宅解体費用は、一般的には以下の円グラフの通り、「解体工事費用」と「廃棄物処分費用」が費用のほとんどを占めます。

それぞれの費用の詳しい内容は以下の通りです。

4-1.仮設工事費用

仮設工事費用とは、解体作業のための足場を組んだり、近隣に騒音やホコリで迷惑をかけないように、シートや囲いを作ったりするのにかかる費用のことです。

4-2.解体工事費用

業者にもよりますが、解体工事費用には以下の3つが含まれることが多いです。

4-2-1.住宅の解体費用

メインとなる、住宅解体の費用です。1.住宅の解体費用ってどのくらい?建物の構造別相場と坪単価でもご紹介した通り、住宅解体の費用は坪単価×坪数で計算されます。建物の種類や立地、老朽化しているかどうかなどによって単価は異なります。

4-2-2.住宅部分以外の解体費用

住宅部分以外の解体は、「付帯工事費用」として項目が分かれていることがあります。

例えば、塀や門、庭、植栽、アプローチ、車庫、倉庫などに関する作業のことです。

4-2-3.重機手配にかかる費用

住宅解体の際は、重機を使うケースがほとんどです。そのリース代や、操縦できる人員の確保などに費用がかかります。また、一般道路を運転してくるわけにはいかないため、この重機そのものを解体現場で移動させるのにも費用がかかります。

4-3.廃棄物処分費用

解体後には、様々な廃棄物が発生します。これらは、種類別に分類して適切に廃棄処分する必要があります。木くず、石膏ボード、コンクリート、ガラスなどの種類があり、コンクリートの場合は、処分するだけで木くずの2.5倍の費用がかかります。

4-4.整地費用

解体が完了したら、その地面を重機で平らに均して綺麗にする必要があります。これにかかるのが整地費用です。地中に何か埋まっていないか確認したり、木々の伐採が必要な場合は整地に手間がかかるため、高くなることがあります。

4-5.諸経費

諸経費には、建物の調査費や官公庁への手続き、工事期間中の車両駐車費用、事務管理費、営業経費などが含まれます。

このほか、解体後の地中の状況によっては、埋設物の撤去費用がかかることもあります。

例えば、過去の建築工事の際などに、木材やコンクリートのがれきが埋められている可能性もあり、解体後に実際に地面を掘ってみて初めてわかるものになります。費用は埋められていたものの種類によって異なりますので、解体業者に確認してみましょう。

5.解体費用を安くするための工夫

実際に解体業者に見積もりを作成してもらうと、予想よりも高かった…と困ってしまう方がいらっしゃいます。そんな方のために、少しでも解体費用を安くするための工夫をご紹介します。

①ゴミはあらかじめ処分しておく

解体費用のうち、多くを占めるのが廃棄処分費用です。年々、廃棄処分場での受け入れ金額が上がっているため、処分するものが多いとその分費用も高くなってしまい、解体費用全体の半分ほどを占めることもあります。大きい家電や家具、不要品などの処分は、出来る限り自分たちで処分しておきましょう。

②雑草や庭木を除去しておく

庭の雑草や樹木も、残っているとその除去費用がかさみます。自分たちで雑草を抜いておいたり、樹木の処分もしておくようにしましょう。

③重機を保有している業者を選ぶ

効率的に作業できる重機を揃えている業者の場合、その分手作業が少ないため人件費を抑えられたり、作業が短時間で終わる分費用が安くなる場合があります。効率よく作業してくれる業者を選ぶようにしましょう。

④役所への申請や届け出を自分たちで実施する

建設リサイクル法の事前申請や、道路使用許可申請書などの届け出や、解体工事後の建物滅失登記の申請などを自分で実施すると、その分解体工事費用を節約することができます。

⑤複数の解体業者に相見積もりをとる

解体費用は、業者によって金額が大きく異なります。重機を保有しているかどうかや、所在地(都会のほうが人件費が高いため費用も高くなる可能性がある)などによって費用差が生じますので、複数の解体業者から見積もりをとるようにしましょう。

優良な解体業者は地域の不動産屋さんが知っていることもありますので、相談してみるのも良いでしょう。

4.住宅解体費用の内訳でもご紹介した通り、廃棄費用は、解体費用の半分近くを占めます。可能な限り、事前に自分たちで処分しておきましょう。

6.住宅解体にかかるお金についてのQ&A

次に、住宅解体にかかるお金に関する、よくあるQ&Aをみていきましょう。

Q.見積もりや現地調査にお金はかかるの?

業者によりますが、かからないことが多いです。現地調査に来てもらう前に確認しておきましょう。

Q.追加料金がかかるのはどんな時?

事前の現地調査ではわからなかった、地中埋設物が出てきた場合や、見積もりの段階で考慮していなかった追加工事が発生した場合などには、追加料金を請求されることもあります。

Q.工事代金の支払い方法は?

業者によりますが、現金で支払うケースがほとんどです。他の支払い方法が可能か知りたいときは、業者に確認してみると良いでしょう。

Q.住宅の解体に使える補助金はあるの?

自治体によっては補助金を用意しているところもあります。以下のように、補助金額にも幅がありますので、住宅の所在地の自治体に問い合わせてみると良いでしょう。

補助金を用意している自治体の例

①群馬県 高崎市
助成対象経費に4/5を乗じた金額(上限額100万円)

②埼玉県 行田市

解体工事に要した費用の1/2以内(上限50万円)
③静岡県 沼田市
空き家解体工事費に1/3を掛けた金額(上限額20万円)

Q.住宅の解体にローンは使えるの?

金融機関によっては、解体費用に使えるローンがあります。例えば、仙台市「仙台市空家等対策計画」のページでは、以下の表が掲載されています。

参考:仙台市空家等対策計画|仙台市

最近は、自治体によっては仙台市のように空き家対策に力を入れているところもあります。お住まいの地域の役所に問い合わせをしてみると良いでしょう。

7.そもそも解体しないほうがいい場合も?解体のメリットとデメリット

解体費用について詳しく見てきましたが、こんなに高い費用を払ってまで解体する必要があるのかな?と迷う方もいらっしゃるのではないでしょうか。土地は、建物が建ったままでも売ることができます。それなら、建物付きのまま売ったほうがいいかもしれない…

そんな風にお悩みの方のために、そもそも解体する必要があるのかどうかを知るため、住宅を解体してから売ることの、メリットとデメリットをお伝えします。

7-1.解体のメリット

古い建物を解体して更地で売ることには、下記2点のメリットがあります。

早めに売れる可能性が高まる

「すぐに建物を建てることができる」点と「古い建物の解体費用が不要で施工期間を短くできる」点に、買い主が魅力を感じることが多い

余計なトラブルを防止できる

古い建物ごと売却すると、後でその建物についてのクレームが入る可能性もあるが、それを防止できる

7-2.解体のデメリット

住宅を解体してから売るときのデメリットは以下です。

解体に費用がかかる

更地にするとその分買われやすくなるが、だからと言ってその解体費用を土地の販売価格に乗せることができない場合もある

解体費用を賄えないとそもそも解体できない

土地の販売よりも先に解体を行う必要があるので、入金よりも先に出費が発生する。解体にかかる費用を自己資金や補助金、ローンなどで賄えない場合は、そもそも解体ができない

土地の固定資産税が高くなる

固定資産税は、土地に建物が経っている場合は最大1/6にできるが、更地にするとその優遇措置がなくなるため、税金が3~4倍になることもある。そのため、更地にしてから買い手がつくまでの期間が長くなると、その分支払う税金が増える。

この他、登記してある建物を解体すると、1ヶ月以内に法務省へ「建物の滅失登記」を申請する必要もあります。自分で実施すれば費用はかかりませんが、業者へ依頼するとその分も費用負担となります。

解体にもこんなデメリットがあるなら、住宅付きで売ることも検討してみようかな…そんな風に考える方もいらっしゃるのではないでしょうか?ただし、その建物に経済価値があるとみなされない場合は、買い主のほうで解体することが前提条件となるため、解体費用分の値引きを求められる可能性がある、などの注意点があります。

以下の記事では、古い住宅の立った土地の売却戦略の比較や、メリット・デメリットを詳しく解説しているので、ぜひ確認してみてください。

参考記事

古家付き土地売却とは?メリット&デメリットと良い条件で売るコツ

8.まとめ

この記事では、住宅解体にかかる費用の相場と坪単価として、下記をお伝えしました。

◆住宅解体費用の相場

建物の種類

木造

鉄骨造

RC造

20坪

62~130万円

68~140万円

70~160万円

40坪

124~260万円

136~280万円

140~320万円

60坪

186~390万円

204~420万円

210~480万円

80坪

248~520万円

272~560万円

280~640万円

◆坪単価目安

建物の種類

木造

鉄骨造

RC造

坪単価

3.1~6.5万円

3.4~7.0万円

3.5~8.0万円

また、住宅解体費用の見積もり方法は一括見積が良いことと、おすすめの見積先、解体全体の流れをご紹介しました。

さらに、解体費用の内訳として以下の5項目をお伝えしました。

◆住宅解体費用の内訳

・仮設工事費用(足場を組む、防音・防塵シートなど)

・解体工事費用(住宅、塀や車庫など住宅以外の部分、重機手配など)

・廃棄物処分費用

・整地費用(土地を均す)

・諸経費(調査費、手続き、工事車両駐車費用など)

そして、解体費用を安くするための工夫については、以下の5項目を解説しました。

◆解体費用を安くするための工夫

・ゴミはあらかじめ処分しておく

・雑草や庭木を除去しておく

・重機を保有している業者を選ぶ

・役所への申請や届け出を自分たちで実施する

・複数の解体業者に相見積もりをとる

また、解体のメリットは早めに売れる可能性が高まることと、建物についてのトラブルを防止できること、デメリットは、解体に伴う費用が負担になることと、固定資産税が高くなるという点でした。

坪数や建物の種類、立地など様々な要因によって、解体費用は異なります。ご自身の住宅の場合の解体費用の目安を知り、スムーズに解体手続きを進めていきましょう!

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