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不動産購入コラム

【不動産購入の流れ8】引越し・入居

公開:2020/05/13更新:2022/05/20

物件の引渡しが完了した後は、自由に物件を使用できるようになります。しかし、引渡しを受けた直後の物件は、すぐに居住できる環境が整っているわけではありません。

引渡しを受けた後の物件でスムーズに居住を開始するには、物件の引渡しに向けた準備や引渡しを受けてからの手続きを把握しておくことが重要です。

この記事では、物件の引渡しに向けて、引渡し後に行う必要がある手続きについて解説します

引渡しに向けた引越し・入居の準備

物件の引渡しを受けてから引越しや入居の準備をしようとしている人もいると思います。しかし、引渡しを受けてからでは、実際に住めるようになるまでに時間がかかる、引越しが完了するまでの住居が賃貸の場合には無駄な家賃が発生するというデメリットがあります。

そのため、物件の引渡し後にスムーズに住めるようにする、無駄な支出を少しでも抑えるためにも引渡しに向けて引越し・入居の準備を進めていくことが重要です。引渡しに向けた引越し・入居の準備の内容は、時期によって以下のように異なります。

取りかかる時期 事前準備の内容
1ヶ月前 引越し方法の検討と引越し業者の手配、学校の転校手続き
2週間前 荷造り、電話の移転と郵送物転送の手配
1週間前 役所に転居届を提出、ライフラインに関する届出、食品の整理
前日 冷蔵庫と洗濯機の水抜き、挨拶回りの準備

それぞれの準備内容について詳しく見ていきましょう。

1ヶ月前に行う準備

1ヶ月前に行う準備として、以下の2つが挙げられます。

・引越し方法の検討と引越し業者の手配
・学校の転校手続き

引越し時期が年度末に重なると、引越し業者に依頼する人が増えるため、引越し費用が高くなる希望日に引越しできないといった弊害が生じる可能性があります。

引越し業者を手配できなければレンタカーを借りて自分で引越しを行うことになるため、引越しの日程決め、見積もり、引越し業者の手配をスムーズに行うことが重要です。もし、自分で引越しを行う場合、レンタカーの手配と人手の確保を行う必要なので、決まった場合はすぐに手配と確保に移ります。

引越しまでまだ余裕があるため、今のうちに新居のどこに家具を設置するかといったレイアウトの計画や荷物の整理整頓、粗大ゴミの手配などを少しずつ進めていきます。

子供がいる場合、学校の担任の先生に連絡して、在学証明書といった必要書類の手配が必要なので学校の担任の先生への連絡を忘れないようにしましょう

2週間前に行う準備

2週間前には、以下の2つの準備を行います。

・荷造り
・電話の移転と郵送物転送の手配

荷造りは季節物といった使わないものから順に行えば引越しが近づいてきても焦らずに済みます。また、梱包資材は売り切れになる可能性もあるため、なるべく早めに逆算して手配しておくことが重要です。

引越しによって電話を移設する場合は、受け持ちの電話局に電話をかけて新旧住所、氏名、引越し時期、移設希望日を伝えます。

郵便物は引越し後も旧住所に届くため、郵便局に備え付けられている転居届に必要事項を記入して郵送します。しばらく郵便物を転送してくれるため、引越し先で郵便物を受け取ることができるでしょう

1週間前に行う準備

1週間前に行う準備として、以下の3つが挙げられます。

・役所に転居届を提出
・ライフラインに関する届出
・食品の整理

引越しを行う際は、転出の14日前から転出後14日以内に役所に住民異動届を提出し、転出証明書を受け取ります。また、印鑑登録の消去もあわせて行わなくてはなりません

電気・ガス・水道などのライフラインはそれぞれの会社に電話をして利用停止を申し出ます。電話番号は領収証や検針票に記載されています。電話で新旧住所、氏名、引越し日などを伝えますが、利用開始希望日も伝えておけば、引越し後の開通もスムーズに行うことが可能です。

冷蔵庫や食料庫に食材が残っている場合は、引越し当日に食料を処分しなければならない可能性もあります。食材を無駄にしないように、1週間前から少しずつ整理を始めていきましょう

前日に行う準備

前日には、以下の2つの準備を行います。

・冷蔵庫と洗濯機の水抜き
・挨拶回りの準備

冷蔵庫や洗濯機に水が残ったまま運ぶと機械が壊れる可能性があるため、引越しの前日に水抜きをしっかりと行う必要があります。引越し後は近所に挨拶回りを行いますが、その際に必要な品物を事前に準備しておけば、スムーズに挨拶回りを行うことが可能です。

引越し当日はバタバタして余裕がない可能性が高いので当日に行うことの最終確認も前日に行っておきましょう

引越し・入居を迎えてから行うこと

物件の引渡しからスムーズに住み始めるためには、引越し・入居を迎えるまでの準備だけでなく、引越し・入居を迎えてから行うことも事前に確認することが重要です。引越し・入居を迎えてから行うことも、時期によって以下のように異なります。

取りかかる時期 取り組む内容
当日 荷物の搬出や搬入、近所への挨拶周りなど
引越し・入居後 住所変更手続き、転入届の提出など

それぞれの取り組む内容について詳しく見ていきましょう。

当日行うこと

当日行うこととして、以下の5つが挙げられます。

・荷物の搬出や搬入
・旧住居のライフラインの閉栓と精算
・引越し料金の精算
・新住居のライフラインの開栓
・近所への挨拶回り

引越し当日は引越し荷物の搬出や搬入が行われるため、引越し業者に設置場所の指示を行います。引越しが終わった後は引越し料金の精算を行って引越しは完了です。

旧住居の電気・水道・ガスなどの閉栓と精算、新住居の開栓を行って居住環境を整えます。引越し当日はバタバタしますが、荷物の搬入で迷惑をかける可能性が高いため、早めに挨拶回りを行いましょう

引越し・入居後に行うこと

引越し・入居後には、以下の5つを行います。

・金融機関へ住所変更を提出
・運転免許証の住所変更
・役所に転入届(転籍届)を提出
・印鑑登録
・国民年金・国民健康保険への届出

引越し・入居後にすぐに行わなくてはならないのが住所変更です。住所変更を行わないと、書類が届かないサービスを受けられないなどのトラブルに発展する可能性があるので注意が必要です。

また、役所に転入届を行う、削除した印鑑登録を再度行うなど、引越し・入居後の手続きは数多くあります何を行わなければならないのか事前に確認しておけば手続きの漏れを未然に防ぐことができるでしょう

余裕を持って事前に準備することが重要

引越し時期が近づいてくると、やらなければならないことが増えてくるため、バタバタして余裕がなくなってきます。余裕がなくなってくると必要な手続きを忘れていて、引越しや新居での居住をスムーズに行えなくなるので注意が必要です。

それらのトラブルを未然に防ぐためには、余裕を持って事前に準備しておくことが重要です。何を行わなければならないのかしっかり書き出して、逆算して準備を進めていけば、トラブルを未然に防ぐことができるでしょう

まとめ

売買契約の締結、住宅ローンの契約、残金決済・物件の引渡しなどの重要な手続きを終えてホッとしている人も多いと思います。

しかし、残金決済・物件の引渡しを無事に終えてもまだ不動産購入は完了していません。新居での生活を問題なく始めることができてようやく不動産購入が完了したと言えるため、引越し・入居に向けてしっかり準備することが重要です。

この記事には、物件の引渡しに向けて、引渡し後から取り組む必要があることをまとめています。記事内容を確認してから引越し・入居に臨むことで、スムーズに新生活を迎えられるでしょう

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